須釜 知美
KO-EN
設計 計画地:静岡県御前崎市 模型スケール:1/100
作者によるコメント
劇場として機能する場の設計をしました。建物は劇場として機能しない期間に公園として機能するよう設計しています。 より多くの人がこの場を利用することで、演劇が少しでも世間の身近な存在として広まるよう考え制作しました。 制作期間中に、劇場と世間との距離を縮めるためにどうしたら良いか考え、建物だけでなくその周囲も設計する必要があると思い、建物周囲のデザインもしました。 環境デザインという絶妙な立ち位置のあり方を感じる瞬間が何度もあり、この学科で学んできた意味を大いに実感した制作期間でした。 この作品と向き合った時間が私にとって何よりの財産だと感じています。
担当教員によるコメント
演劇について深堀をしていくことからエスキースは始まった。 演目もさることながら、劇場内といった閉鎖空間が良くも悪くも、その魅力を内向的なものにしている。 そのことに疑問を持ちながらリサーチを始め、劇場の起源は屋外からだったことに着目したことで、ランドスケープからインテリアまでシームレスに続く、公園のように開かれた劇場を提案するに至った。 西南に向いた海沿いに呼応した姿は、類を見ない劇場公園といえるであろう。
教授・米谷 ひろし
作者によるコメント
劇場として機能する場の設計をしました。建物は劇場として機能しない期間に公園として機能するよう設計しています。
より多くの人がこの場を利用することで、演劇が少しでも世間の身近な存在として広まるよう考え制作しました。
制作期間中に、劇場と世間との距離を縮めるためにどうしたら良いか考え、建物だけでなくその周囲も設計する必要があると思い、建物周囲のデザインもしました。
環境デザインという絶妙な立ち位置のあり方を感じる瞬間が何度もあり、この学科で学んできた意味を大いに実感した制作期間でした。
この作品と向き合った時間が私にとって何よりの財産だと感じています。