土佐 日向菊
5つの精神とことばの生態系
素材・技法:岩絵具、水干絵具、麻紙、陶土、ケント紙 サイズ:H1200×W900mm(5枚)/H1200×W900×D30(5点)
作者によるコメント
曖昧だけれど必要で、混沌としたままでいつでも思い返したい、そんな5つのテーマについて、それぞれ絵とことばと立体で表現しました。詩は、5つの木箱の中に2篇ずつ入っています。 媒体によって現れ方・伝わり方にズレや矛盾が生じます。曖昧で混沌とした、多義的なテーマに合わせて、そんなズレや矛盾を内包するモニュメントになればよいと考えました。 外部記憶装置として制作しましたが、ことばを綴り、描き、形づくる過程で、テーマが身体に消化されたようにおもいます。
担当教員によるコメント
土佐の作品は、絵画と詩の様なボックスに内蔵された文章にて構成されている。 文章は回転してそれぞれが3つで元に戻るのだ。絵のそれぞれは、まるで映画のシーンの如くストップモーションの様に止まったままバラバラに存在して、とても強い印象を与えてくれる。 これからも幅広く活躍が期待される作家である。
教授・八木 幾朗
作者によるコメント
曖昧だけれど必要で、混沌としたままでいつでも思い返したい、そんな5つのテーマについて、それぞれ絵とことばと立体で表現しました。詩は、5つの木箱の中に2篇ずつ入っています。
媒体によって現れ方・伝わり方にズレや矛盾が生じます。曖昧で混沌とした、多義的なテーマに合わせて、そんなズレや矛盾を内包するモニュメントになればよいと考えました。
外部記憶装置として制作しましたが、ことばを綴り、描き、形づくる過程で、テーマが身体に消化されたようにおもいます。