秋本 彩花
こだまする
技法・素材:鉄、ガラス 寸法:H720×W1700×D610mm
担当教員によるコメント
鍛金技法による造形、溶接はガス溶接。板の部分は1.6mm厚の鉄板を、棒材は鉄の丸棒をたたいて加工している。 山の風景、そしてはしごで繋がれた地下の世界が見える。さらに小さな建物や一輪車を加えてアクセントとなり、作品全体の大きなスケール感を演出。 鉄板同士は端を5mmほど立ち上げて溶接していくリブ溶接を利用し、それが山並みのラインとして残り、構成の要素になっている。左右に伸びた棒材も空間の広がりを感じさせる。壁からせり出した形で、作品を取り囲む空間が自由に演出できるのもおもしろい。 作者の記憶の中のいろいろな断片を一つの世界に再構成し、3年生の時から同じテーマと技法の造形を試みていたが、今回の卒業制作でその集大成となった。
非常勤講師・藤田 政利
担当教員によるコメント
鍛金技法による造形、溶接はガス溶接。板の部分は1.6mm厚の鉄板を、棒材は鉄の丸棒をたたいて加工している。
山の風景、そしてはしごで繋がれた地下の世界が見える。さらに小さな建物や一輪車を加えてアクセントとなり、作品全体の大きなスケール感を演出。
鉄板同士は端を5mmほど立ち上げて溶接していくリブ溶接を利用し、それが山並みのラインとして残り、構成の要素になっている。左右に伸びた棒材も空間の広がりを感じさせる。壁からせり出した形で、作品を取り囲む空間が自由に演出できるのもおもしろい。
作者の記憶の中のいろいろな断片を一つの世界に再構成し、3年生の時から同じテーマと技法の造形を試みていたが、今回の卒業制作でその集大成となった。
非常勤講師・藤田 政利