A
稲邉 夏実
A. 夜道にきをつけろ
素材・技法:ミクストメディア サイズ:可変
B. Water Cycle
2点の映像は私が今この社会で生きているうえで感じるようになった違和感と怒りについてです。これをみてなにか思うことがあるひともいればまったくなにも感じないひともいると思います。私はそのなにか感じるひとのためと自分のために制作しました。いつか作品にあたらしく共感するひとがいなくなって意味をなくしたときが、私が作品を作る1番広く大きな目的が達成されたときといえると考えています。
担当教員によるコメント
稲邉さんの作品『夜道にきをつけろ』には、傷つけられた者がどういう風に苦しんで、どんな感性でもってそれを捉え直して、そしてどんなやり方で勇気を発露させたかが映っている。それがハッキリとストレートに写っているし、観ているとその力がこっちにも働きかけてくる。こんな作品は意外と稀だと思う。普通に考えたら全ての作品がそんなものであるべきだと思うけど。 だから見る機会があったらしっかり見たほうが良いですよ。さらに僕は幸運な事にそれが生まれていく過程を定期的に見ることができた。人間というのはこんなスゴい事が出来るんだ、と何か大きいものに対してまでも感動してしまった。
講師・千葉 正也
担当教員によるコメント
稲邉さんの作品『夜道にきをつけろ』には、傷つけられた者がどういう風に苦しんで、どんな感性でもってそれを捉え直して、そしてどんなやり方で勇気を発露させたかが映っている。それがハッキリとストレートに写っているし、観ているとその力がこっちにも働きかけてくる。こんな作品は意外と稀だと思う。普通に考えたら全ての作品がそんなものであるべきだと思うけど。
だから見る機会があったらしっかり見たほうが良いですよ。さらに僕は幸運な事にそれが生まれていく過程を定期的に見ることができた。人間というのはこんなスゴい事が出来るんだ、と何か大きいものに対してまでも感動してしまった。
講師・千葉 正也