卒業制作優秀作品集2022
環境デザイン学科

永井 大翔

EARTH TO EARTH

模型、アートボード
素材・技法:コンクリート、鉄筋
サイズ:作品=H500×W300×D300mm(6点)、H800×W300×D300mm、H250×W1000×D700mm、H200×W100×D300/什器=H300×W400×D400mm、H500×W400×D400mm、H700×W400×D400mm、H900×W400×D400mm、H1100×W400×D400mm(2点)

現代人の足はゴム製や革製の靴で覆われている。そんな現代人が忘れた地球と素肌で接地するアーシングという健康法があり、"EARTH TO EARTH"はアーシングを促進させるプロジェクトで、接地するための大地という意味である。
密となる都心(銀座)では都市のパターン・グリッド・規範・形態・構造から解放され、手付かずの自然、つまり自然の原風景を型どる。建築や人工物が大地と共存できるように、大地を用いて大地のために設計することで、人々と自然をより親密な関係に近づけることが可能になると考える。
このプロジェクトの未来の目的としては地球上の人々が自然を意識・保護することで、地球環境問題への建築分野からの対応となり、接地するための大地から地球のための接地と変化していく。

担当教員によるコメント

アーシングとは、素足で地球の大地とつながるテーマ。都心の無機的な建築の内部に、人工的にその土地の地層や疑似体験空間を設計し、この体験版として相模湖周辺の山間地を使って作られた空間は、自然とその地形をコンクリートで型取って挟まれた空間が、大地を改めてしっかり感じさせてくれる。実際コンクリートで作られた空間は、模型ながら存在感を十分に感じさせてくれ、私たちを大地の魅力、アーシングの世界に引き込んでくれる力作である。

教授・田淵 諭

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