卒業制作優秀作品集2022
工芸学科

大原 未有

素材と共に

作品形態:展示台置き
技法・素材:陶、スタイロフォーム、木材、アクリル絵具
サイズ:H130~300×W150~300×D110~300mm

私は制作する上で、『楽しむ』ことを大切にしている

楽しみながら作り出す造形には、何か引き寄せられる力があると感じる

私自身が、エネルギッシュに楽しんで胸躍る形、色、質感へ

担当教員によるコメント

大原は、「『楽しむ』ことを大切にしている。楽しみながら作り出す造形には、何か引き寄せられる力がある」と述べる。そのために、1、焼成により好みの発色や質感になる素材の研究と工夫。2、別整形し焼成したパーツを組み合わせる。とあっさりした方法論を語る。「好き」「なんか良い」といった自らの主観で制作を進めるタイプだろう。一方で、自らの表現を分析し組み立てる力、例えば、良しとする色や質感の傾向、なぜ引き寄せられる造形になるのか?といった分析や考察の力も今後期待したい。とはいうものの、自分が楽しんでいることをしっかり感じてそれを軸に制作を進められるのはかなりな技と実力と評価としたい。「楽しむ力」のような基底の上に表現が成り立っていくのだから。

教授・尹 煕倉

  • prev
  • next
  • 髙橋 涼香
  • 池上 創
  • 石井 優希乃
  • 細井 茶生
  • 村越 敬太
  • 岸 明里
  • 太幡 心
  • 大原 未有
  • 松木 建人
  • 星野 佑太
  • 小林 桃佳
  • 坂田 美紗稀

学科TOPへ