権野 日向子
絶えざる忘却の中で
技法・素材:岩絵具、水干、箔、色鉛筆、雲肌麻紙 サイズ:H1825×W3640mm
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担当教員によるコメント
絵画の起源であろうか、いきもの尊厳を想起させる四方に静かに収まる物語は、地球の系譜を語りかけてくるかのように私たちを圧倒してくる。関心ごと、物事の記憶、世界で起こっている一瞬の出来事なんかは、彼女の頭の中にある大事にしてきたモノを透過し、一瞬にして余分なものが削ぎ取られ、世界の事象を美しく絵画に翻訳してしまう。それは経験や思考の連続から得たモノ。容易くてもじっくり研磨し続けてほしい。
准教授・千々岩 修
担当教員によるコメント
絵画の起源であろうか、いきもの尊厳を想起させる四方に静かに収まる物語は、地球の系譜を語りかけてくるかのように私たちを圧倒してくる。関心ごと、物事の記憶、世界で起こっている一瞬の出来事なんかは、彼女の頭の中にある大事にしてきたモノを透過し、一瞬にして余分なものが削ぎ取られ、世界の事象を美しく絵画に翻訳してしまう。それは経験や思考の連続から得たモノ。容易くてもじっくり研磨し続けてほしい。
准教授・千々岩 修