松井 一恵
奥多摩☆ランドスケープ
技法・素材:雲肌麻紙、岩絵具、水干絵具、アクリル絵具 サイズ:H2200×W3200mm
担当教員によるコメント
来宮神社の大楠に題を得たものを場所を奥多摩に移しての作品である。画面一杯に広がる楠を中心とした画面に唐突にグラデーションの人影が全く別の空間に表されている。不思議な浮遊感を伴って大楠のエネルギーをかわす実体のある人物は作者本人である。自分を中心に展開していく世界はよく見ると空間が複雑に交差している。だがそれと同時に、色々なものの時間が画面上にただ同時に表されているだけの様にも見える。個人的な体験だけではない何かうずまく様な大きな時空を感じる。今後の展開が非常に楽しみな作品である。
教授・加藤 良造
担当教員によるコメント
来宮神社の大楠に題を得たものを場所を奥多摩に移しての作品である。画面一杯に広がる楠を中心とした画面に唐突にグラデーションの人影が全く別の空間に表されている。不思議な浮遊感を伴って大楠のエネルギーをかわす実体のある人物は作者本人である。自分を中心に展開していく世界はよく見ると空間が複雑に交差している。だがそれと同時に、色々なものの時間が画面上にただ同時に表されているだけの様にも見える。個人的な体験だけではない何かうずまく様な大きな時空を感じる。今後の展開が非常に楽しみな作品である。
教授・加藤 良造