卒業制作優秀作品集2017
造形表現学部(夜間)デザイン学科

松田 兼一郎

Peten Pattern

プロダクト
技法・素材:アクリル、紙、針金 ほか

なぜモノが使えるのか?そんな疑問から制作をスタートした。例えば、ドアを開けるとき、押すのか引くのか、ドアの種類、ノブの形、開閉のサインなどから判別している。即ち、モノが使えるのは理解する力があるからである。このことから、理解をどのように作るかによってコミュニケーションのあり方が決まると考えた。では、理解のズレが生じたらどうなるのか?意図的に理解のズレを生むキーワード「騙す」をコンセプトにコミュニケーションの方法を模索した。

担当教員によるコメント

日々使う身近かな道具の数々を「騙し(だまし)」というテーマでリデザインすることにより、「人とモノとのコミュニケーション」を俯瞰しようという意欲的な作品である。使いやすさと、わかりやすさが求められる日常使いの道具に、「騙し」という「予想を裏切る」要素を付加することにより、「人とモノとのコミュニケーション」に新たな魅力が生まれた。制作物個々の完成度も高く優れた作品として評価したい。

教授・武正 秀治

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