河森 まりん
夢見る砂上
インスタレーション サイズ:映像(16分)/ 冊子=H248×W287mm(114ページ)、 H248×W287mm(122ページ)
担当教員によるコメント
河森はこれまで、様々な場所で子供を撮影してきた。それは成長し、日々変化する刹那の美しさを求めてのことだった。この『夢見る砂上』に残されている少年や少女も美しい。インドのラダックに何度も滞在して撮影した写真だ。しかし、彼女はただ単に愛おしい子供達を撮影したのではない。急速に近代化する楽園の終わり、携帯が普及し始め、街灯によって明るくなっていくその砂上の王国そのものを撮影したのだ。重要なことは、それを社会的なドキュメントとしてではなく、美しい記憶の中の映画のように、留めようと決意したことだ。
准教授・石田 尚志
担当教員によるコメント
河森はこれまで、様々な場所で子供を撮影してきた。それは成長し、日々変化する刹那の美しさを求めてのことだった。この『夢見る砂上』に残されている少年や少女も美しい。インドのラダックに何度も滞在して撮影した写真だ。しかし、彼女はただ単に愛おしい子供達を撮影したのではない。急速に近代化する楽園の終わり、携帯が普及し始め、街灯によって明るくなっていくその砂上の王国そのものを撮影したのだ。重要なことは、それを社会的なドキュメントとしてではなく、美しい記憶の中の映画のように、留めようと決意したことだ。
准教授・石田 尚志