轡田 拓也
eclipse
家具
技法・素材:偏光板、ポリカーボネート、アクリル板、ハードメープル、ホワイトバーチ合板 サイズ:H1000×W2400×D500mm
12枚の透明な円盤は日食のように重なることで光を遮り、また裏返すことで新たな色を写し出していく二面性を持つ。座った高さからが一番きれいに見え、大切なものを飾っておくような棚とした。
担当教員によるコメント
セロテープと偏光板による、ステンドグラスのような効果を、空間エレメントにした作品。偏光板を重ねて回転させると、光が透過しない現象が起こるが、その間にセロテープと同じ特性を持つポリカーボネート板を挟むとステンドグラスのような色のグラデーションが生まれる。その重ねて回転させるといった動きを、円盤を転がすということで完結させた。視覚効果に特化したこの作品は、椅子に座った目線で複数の板が重なり合い、様々な色と奥行を見せてくれる。家具としての収納なのか、空間に対する仕切りなのか、、、そのどちらでもなく、どちらでもあるような、、、さらには立体的な絵画といえなくもない。しかし絵画としての主体性はなく、転がりにまかせた偶然の現象を探すことになる。
准教授・米谷 ひろし
担当教員によるコメント
セロテープと偏光板による、ステンドグラスのような効果を、空間エレメントにした作品。偏光板を重ねて回転させると、光が透過しない現象が起こるが、その間にセロテープと同じ特性を持つポリカーボネート板を挟むとステンドグラスのような色のグラデーションが生まれる。その重ねて回転させるといった動きを、円盤を転がすということで完結させた。視覚効果に特化したこの作品は、椅子に座った目線で複数の板が重なり合い、様々な色と奥行を見せてくれる。家具としての収納なのか、空間に対する仕切りなのか、、、そのどちらでもなく、どちらでもあるような、、、さらには立体的な絵画といえなくもない。しかし絵画としての主体性はなく、転がりにまかせた偶然の現象を探すことになる。
准教授・米谷 ひろし