濱野 ゆき子・白鳥 みちる・高橋 ルネ・谷岡 千晶・福田 早紀
かみのげ十八番 〜わたしのうた〜
演劇(45分) 作・演出:濱野ゆき子
担当教員によるコメント
演劇論を演劇で示す試みである。テキストを忠実に身体に翻訳することがリアルなのか。むしろ、演じていることを自覚し、演じていることを消し去らずに顕在化する。そのことが新鮮なリアルを提示しうるのではないか。そんな考えを展開させた演劇である。だから、被り物も、セリフも、因果律も、装置も、照明も、仮託された見せかけである。観客はその見せかけの遊戯性、表面に泳いでいる仕掛けを楽しむことで、意図を読み取る。そんな観劇によって、彼女たちに接近すればいいのである。
教授・萩原 朔美
担当教員によるコメント
演劇論を演劇で示す試みである。テキストを忠実に身体に翻訳することがリアルなのか。むしろ、演じていることを自覚し、演じていることを消し去らずに顕在化する。そのことが新鮮なリアルを提示しうるのではないか。そんな考えを展開させた演劇である。だから、被り物も、セリフも、因果律も、装置も、照明も、仮託された見せかけである。観客はその見せかけの遊戯性、表面に泳いでいる仕掛けを楽しむことで、意図を読み取る。そんな観劇によって、彼女たちに接近すればいいのである。
教授・萩原 朔美