小林 実央
うつむけに
技法・素材:素焼きされたカラー粘土、ラッカー、塗装 寸法:H60×W110×D60cm
担当教員によるコメント
モクモク感か、フワフワ感か、プクプク感か、ポアポア感か集合体としてのフォルムをどの様にとらえて造形していったのであろうか。何ともユーモラスで有機的なフォルムになっている。この作品に至るまでは具体的な物の形に自身のイメージを投影し、カラー粘土とテラコッタの素材研究の基、求めるフォルムと素材との関わりの中で緊張感のある作品を制作してきた。この「うつむけに」と題された作品はこれまでとは異なる領域にある様に思われる。ではどう異なっているのであろうか。察するに作者はモヤモヤ感で一杯だったのではないだろうか。この作品は作者自身が今後、彫刻制作を展開していく上で重要なポイントとなると同時にモヤモヤ感のある秀作である。
教授・安倍 千隆
担当教員によるコメント
モクモク感か、フワフワ感か、プクプク感か、ポアポア感か集合体としてのフォルムをどの様にとらえて造形していったのであろうか。何ともユーモラスで有機的なフォルムになっている。この作品に至るまでは具体的な物の形に自身のイメージを投影し、カラー粘土とテラコッタの素材研究の基、求めるフォルムと素材との関わりの中で緊張感のある作品を制作してきた。この「うつむけに」と題された作品はこれまでとは異なる領域にある様に思われる。ではどう異なっているのであろうか。察するに作者はモヤモヤ感で一杯だったのではないだろうか。この作品は作者自身が今後、彫刻制作を展開していく上で重要なポイントとなると同時にモヤモヤ感のある秀作である。
教授・安倍 千隆