新型コロナウイルスに係る諸対策の緩和について(5/31)

新型コロナウイルスのパンデミックから2年半ほどの間、私たちはさまざまな制約を余儀なくされて来ました。本学では、2020年早期よりキャンパスを再開し、現在ではキャンパスでの日常をおおよそ取り戻しています。
この2年半ほど、安心して勉学に打ち込めるキャンパスづくりに努めて参りました。学生の皆さま、ご家族・保証人の皆さま、一人一人が感染対策に辛抱強く取り組んでいただいたことが、「学びの溢れるキャンパス」の実現を可能としたものと考えています。

いまだ、新型コロナウイルスは収束したとは言い難い状況ではありますが、「withコロナの生活」にも慣れ、諸対策の見直しも巷間、話題になっている所です。

先般、政府による「マスク着用に関する見解」が公表されました。また、日常生活で実施されている諸対策の有効性がニュース等で取り上げられる機会も増えています。
皆さま、そして私たちも諸対策に疑問を抱きながらも取り組んでいるのではないでしょうか。

長引く諸対策には学生、教職員ともに多くの労力を必要とし、本来の教育研究、学生支援の環境づくりに影響を及ぼし兼ねない状況に至っています。
多摩美術大学は「なんとなく」を疑い、改めるべきは改め、学生と教職員が共に研鑽する場でありたいと考えます。

新型コロナウイルスに係る諸対策について、これまでの経験を踏まえ、校医(感染症専門)の指導のもと、安全・安心を守りつつ、可能な範囲での対策緩和を行いますので、ご理解のほど、お願いします。

緩和内容について

  • マスクは、これまでと変わらず着用が原則です。
  • 「至近距離での会話」と「空気のよどみ」が“ない”ときは、マスクを外すこともできます。
  • 各自の手洗い・換気への対応は、これまで以上に気を付けましょう!
  • ※詳細は、下記のとおりです。

必ず押さえるポイント

  1. 会話時はマスク着用
  2. 飛沫がかからないようにする
    ※明らかに飛沫がかかったら拭く
  3. 換気には気を配る
    ※窓のない・開かない部屋は、換気必須
  4. 飲酒を伴う会食は、静かに楽しむ(大騒ぎしない)

マスク着用

学内でのマスク着用は、次のとおりとします

  • 一般的な行動
      屋外 屋内 屋内
    ソーシャルディスタンス(2m) ○または×
    会話
    換気 ○または×
    マスク 不要 不要 外すことも可
    • 近距離・換気が悪いときの会話はマスク着用
    • 窓が無いか換気不十分な部屋で、ソーシャルディスタンス(2m)が保てず、会話や講義が 行われる場合は、全員マスク着用
    • 更衣室や休憩室は密となりやすいので、無言で行うかマスクを着用
  • 本学の個別シーン
    • 窯場、溶解炉等の高熱になる実習室では、熱中症対策としてマスクを外すことを推奨します。
    • スポーツの授業、クラブ活動等において、激しい運動を行う際は、マスクを外すことを推奨 します(特に夏季)。
    • 屋外での長時間の作業では、熱中症対策としてマスクを外すことを推奨します(特に夏季)。
  • オープンキャンパス時
    • 多数の来場者があることから、屋外においてもマスク着用を原則とします。

清掃・消毒等

  • 清掃・消毒等の基本的考え方として、過度な対応は見直し、個人の手洗い・手指消毒を小まめに行うことを、より重視します。
  • 清掃・消毒は大学の指示に沿って行うとともに、一層、一人一人の手洗い・手指消毒を意識的に行ってください。

ソーシャルディスタンス

  • 机・椅子・ソファー等の“一つ飛ばし”、アクリルパーテーション等は必要に応じて、取りやめます。
  • エレベーターの定員設定、ルート制限、一方通行等は、取りやめます。
  • 一部の教室で、更なる定員緩和を実施します。
※教室・アトリエ等の換気には、積極的に協力してください

健康管理・出入構管理等

  • キャンパス入構時のサーモグラフィーによる検温は、取りやめます。
  • 毎朝の体温測定、健康管理表の記入・保管は、取りやめます。
  • 「COCOA-新型コロナウイルス接触確認アプリ」のインストールは、必ずしも推奨しません。
  • 新型コロナウイルスの感染把握のためのカードリーダー記録は取りやめます(授業の出席管理 のための記録は適宜行います)。

学外施設等について

  • 美術館等の定員制限を更に緩和します。
    なお、混雑状況により入場規制を行うことはあります。

なお、今後の状況によっては、緩和を見直すことがあります。

関連情報

掲載日: 2022年5月31日