後期授業に関する方針について(7/30)

6月22日(月)より、段階的な面接指導または施設利用を開始し、キャンパスの再開が進んでいます。
しかしながら、日々、新たな新型コロナウイルス感染者が確認され、いまだ予断を許さない状況にあります。

学生・ご家族等の皆さま、また教職員の健康を守る授業方法を、長期に亘り実施することが必要であると、本学は考えています。

つきましては、「後期授業に関する方針」を下記のとおり定めましたので、ご確認頂きますようお願い申し上げます。

本学が重視すること

  • 学生・ご家族等、教職員の健康を守ることを優先します。
  • 実技を中心とする美術大学として、その特色を失わないことに努めます。

授業の実施方法について

■授業実施方法の考え方

  • キャンパス内での「密集」・「移動」・「交錯」を抑え、クラスターを発生させないこと
  • キャンパスにおける制作・研究の「場」・「時間」を可能な限り確保すること
  • キャンパスにおける面接指導と、オンライン授業を組み合わせ、美術大学としての教育効果を最大限に引き出すこと

■学事日程

  • 4月20日(月)に発表した学事日程に変更ありません。

    2020年度学事日程

    ただし、10月30日(金)~11月5日(木)の芸術祭については、「Web芸術祭」となります。
    なお、同期間の授業はありません。

■授業時間

  • 昼食時の混雑等を回避するために、授業時間を本年度後期に限り、次のとおり変更します。

    時限 時間(変更前) 時間(変更後)
    1時限 9:00-10:30 8:50-10:20
    2時限 10:40-12:10 10:30-12:00
    昼休み 50分 1時間10分
    3時限 13:00-14:30 13:10-14:40
    4時限 14:40-16:10 14:50-16:20
    5時限 16:20-17:50 16:30-18:00
    • ※放課後のアトリエ・施設利用については、新型コロナウイルスの収束状況により可否を改めてお知らせします。

■授業の実施方法

  • ①専門学科科目の実技・演習科目
    キャンパスにおける面接指導を原則とします。
    ただし、アトリエ等の密集を避けるため、各時間帯(1・4年=1・2時限、2・3年=3・4時限)に関わらず、学科・専攻指定の時限で実施することがあります。
    なお、3密対策が困難であるときは、授業の「到達目標」を損なわずに授業科目の一部または全部をオンラインで実施することがありますので、ご承知おきください。
    また、新型コロナウイルスによる特段の事情がある場合は、オンライン等によるフォローアップを行います。
  • ②専門学科科目の講義科目(他学科オープンでないもの)
    オンデマンド配信型、または同時双方向配信型オンライン授業により実施します。
    なお、芸術学科の講義科目は、キャンパスにおける面接指導により実施するものもあります。
  • ③共通教育科目および専門学科科目(他学科オープンのもの)
    オンデマンド配信型オンライン授業により実施します。
    ただし、次の期間、同時双方向配信型オンライン授業で行うことがありますので、ご承知おきください。

    1. 各月初めの週(9/14・10/5・11/9・12/7から始まる週)
      当該週は、専門学科科目の実技・演習科目は、学年による各時間帯で行われます。
    2. 水曜日、木曜日または土曜日の5時限
      正規の授業ではなく、オフィスアワーとして質疑等の機会を設ける、または共通教育科目のゼミ科目の補完授業の時間に充てることがあります。
      なお、参加必須ではありません。
  • ④PBL科目
    キャンパスにおける面接指導、オンデマンド配信型または同時双方向配信型オンライン授業により実施します。
  • ⑤大学院(修士)
    専攻の専門科目は、キャンパスにおける面接指導により実施します。
    共通選択科目(芸術学専攻オープン科目含む)は、オンデマンド配信型または同時双方向配信型オンライン授業により実施します。
    なお、新型コロナウイルスに因る特段の事情がある場合は、オンライン等によるフォローアップを行います。

複数学科・学年が「移動」「交錯」し、「密集」する共通教育科目等のキャンパスにおける面接指導はクラスター発生のリスクが高いものと考えています。
共通教育科目等のオンライン授業により、クラスター発生のリスクを低減します。

共通教育科目等のオンライン授業化により、(1)実技の各時間帯(1・4年=1・2時限、2・3年=3・4時限)に関わらず授業を実施できる、(2)共通教育センター棟の教室等を、専門学科の教室として有効利用できる、ことでキャンパスにおける面接指導の「密」を解消します。

なお、新型コロナウイルスの感染拡大状況によっては、上記扱いを変更することがありますので、ご承知おきください。

関連情報

掲載日: 2020年7月30日