TAMABI NEWS 84号(技術が開放する個性)|多摩美術大学
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アンビエントライトシリーズ “dot.”(全7アイテム)のプロトタイプのデザインを展示15日本のビジネスパーソンを アップデートするプログラムを開講20年4月、「デザイン経営」を社会実装化する日本初の試みとして、ビジネスパーソンを対象に「TCL-多摩美術大学クリエイティブリーダーシッププログラム」を開講します。グローバル環境における競争力強化に欠かせないブランド力向上とイノベーションを推進するデザイン×ビジネスのハイブリッド人材の育成を目指すべく作られたプログラムです。詳しい内容はHP(https://tcl.tamabi.ac.jp)をご覧ください。統合デザインの学生らが「ミラノサローネ」に出展統合デザイン学科の学生、および卒業生によるクリエイティブユニット・BRANCHが毎年4月にミラノで開催される世界最大規模の家具見本市「ミラノサローネサテリテ 2019」に出展しました。サテリテとは厳正な事前審査を通過した35歳以下のデザイナーによる展示で、若手の登竜門とされています。映画『HELLO WORLD』に卒業生が アニメーションプロデューサーとして参加11年芸術卒業・二木啓輔さんが9月20日より全国で公開された映画『HELLO WORLD』に、アニメーションプロデューサーとして参加しました。本作は、人気アニメ『劇場版 ソードアート・オンライン』を大ヒットに導いた伊藤智彦さんが監督を務める、新機軸のハイスピードSF青春ラブストーリー。製作は二木さんが所属し、幅広いジャンルの映像を手掛ける総合デジタルスタジオ「グラフィニカ」が担当しています。二子玉川で今年も広場演劇を開催本学と二子玉川ライズが主催する、地域連携アートプロジェクト・タマリバーズvol.9 広場演劇『ふたこのわたし』が10月5日〜6日、二子玉川ライズ ガリレアおよび周辺エリアで開催されました。歴代演目をベースに新たな創造を目指すレパートリー・シアター方式の2年目にあたります。18年度作品の原案をベースとしつつ、オリジナル楽曲も追加した作品となりました。「アメデオ・マイウーリ国際考古学賞」を 青柳理事長が受賞10月4日、イタリア・ポンペイ市庁舎で、青柳正規理©2019 「HELLO WORLD」製作委員会統合デザイン学生による『間取展』事長が長年にわたるポンペイ遺跡の発掘、調査、研究など古代ローマ考古学分野での功績を称えられ、「アメデオ・マイウーリ国際考古学賞」を受賞しました。また同日、イタリア・ポンペイ市の「名誉市民」の称号も授与されました。学生と長瀬産業が 透明樹脂による製品開発を共同研究11月5日、プロダクトデザイン専攻の学生15名と長瀬産業株式会社との産学共同研究の成果発表会が行われました。本学は長瀬産業と、ガラスのような透明性と割れにくく優れた耐久性を持つ合成樹脂・トライタンの新しい価値を探求する取り組みを17年より続けており、今回はエレコム株式会社、花王株式会社、カシオ計算機株式会社の3社がプロジェクトに参加しました。芸術祭で『間取展』がグランプリを獲得11月2日〜4日、「多摩美術大学芸術祭2019 in 八王子」が開催され、去年をはるかに上回る31162名が来場しました。来場者投票により展示ナンバーワンを決定する企画・展示大賞で、統合デザイン学生の『間取展』がグランプリを、グラフィックデザイン学生の『TOO MATCH!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!』が準グランプリを獲得。また、進学相談会には4773名の高校生らが訪れ、本学への関心の高さがうかがえました。昭和大学創立90周年記念事業 オリジナルバッグを学生がデザイン包括連携協定を結ぶ昭和大学の創立90周年記念式典・祝賀会で使用されたオリジナルバッグのデザインを、昭和大学ブランドのナチュラルミネラルウォーターの新ラベルデザインコンテストでグランプリに選出された統合デザイン3年・伊藤彩希さんが手掛けました。昭和大学の教育の特徴である「チーム医療」やキャンパスのある富士吉田、校章の百合の花をモチーフに、医療に対する「透明感」と「人のつながり」を表したデザインとなっています。「版画五美大 ポートフォリオ版画集展」を開催版画専攻にて、東京五美大の各版画研究室共同企画によるポートフォリオ版画集展が9月27日〜10月5日、本学アートテークで開催されました。ポートフォ「PFFアワード2019」のイメージポスター制作 プロジェクトに学生が参加「第41回ぴあフィルムフェスティバル」の「PFFアワード2019」イメージポスター制作プロジェクトにて、芸術学科映像文化設計ゼミの学生が本学グラフィックデザインの学生デザイナー4名のプロデュースを行いました。このプロジェクトは、都内の美術系・芸術系の大学生が、「PFFアワード2019」入選作品を鑑賞し、イメージポスターを制作するというものです。ICAFで「タマグラアニメーション」を上映9月26日〜29日、東京都の国立新美術館で「インター・カレッジ・アニメーション・フェスティバル(ICAF)2019」が行われ、グラフィックデザイン学科のアニメーション作品が上映されました。また、参加校の教員による推薦作品を集めた各校選抜プログラムで、本学18年度修了の周小琳さんの作品『四月(Pieces of April)』が観客賞1位に選ばれました。「もの派アーカイヴ」関連の展覧会開催本学アートアーカイヴセンターと埼玉県立近代美術館が共同で進めている「もの派アーカイヴ」関連の写真や映像などが、同美術館で開催された「DECODE/出来事と記録−ポスト工業化社会の美術」展にて9月14日〜11月4日の期間、展示されました。会期中には、同美術館館長である本学学長が聞き手を務めた講演会や、油画・小泉俊己教授が登壇したシンポジウム「出来事と記録−写真の使命−」も開催されました。平成30年度サポーター募金報告平成30年11月より開始した「多摩美サポーター募金」につきまして、平成30年度の募金結果をご報告します。皆様からのご協力に感謝し、厚く御礼申し上げます。今後とも何卒宜しくお願いいたします。退職教務部国際交流センター 木村萌 常勤嘱託〔以上、2019年9月30日付〕新規採用教務部研究支援課 鈴木裕章 主事補[写真上] 〔以上、2019年10月1日付〕総合企画部企画課 小杉啓悟 主事[写真中央]附属美術館事務室 渡辺眞弓 書記[写真下]生涯学習センター事務部 高田裕希 常勤嘱託〔以上、2019年11月1日付〕リオ版画集は限定数のある版画を集めた作品として、各大学の授業の一環で毎年制作されています。これまで互いの成果物を見る機会はありませんでしたが、このたび各大学の今年の版画集が一堂に会することとなりました。奨学金制度の充実 19件 教育研究を推進する経費資金の充実 25件 キャンパス施設設備の充実 合計 533,000円587,000円34件 1,683,000円78件 2,803,000円 トピックス 人事異動

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