TAMABI NEWS 81号(ゼロからイチの発想力特集)|多摩美術大学
13/16

13の写真展は、キヤノンマーケティングジャパンが毎年開催している首都圏の美大・写真専門学校を対象とした学生作品の展覧会です。 日本芸術院の新会員に馬越陽子客員教授18年11月30日、芸術活動で顕著な功績があったとして、大学院・馬越陽子客員教授が新会員に選出されました。「多摩美術大学 助手展 -交錯する視点-」開催2月19日〜3月10日、現役助手19名による展覧会が、FEI ART MUSEUM YOKOHAMAで開催されました。絵画・デザイン・彫刻など多様な専門領域の作品が並びました。芥川賞候補作の表紙の装画を卒業生が提供10年大学院油画修了・影島晋平さんが、18年7月に筑摩書房から刊行された古谷田奈月さんの小説集『無限の玄/風下の朱』に、表紙の装画を提供しました。収録されている小説『無限の玄』は第31回三島賞受賞作、『風下の朱』は第159回芥川賞候補作に選出、小説集自体も第40回野間文芸新人賞候補作に選ばれました。「短編演劇」戯曲コンペで卒業生の作品が 最優秀作品に選出18年12月15日、「神奈川かもめ『短編演劇』フェスティバル2019」戯曲コンペティションの審査会が行われ、応募総数102本の中から08年芸術卒業・小野寺邦彦さんの『モダン・ラヴァーズ・アドベンチャー』が最優秀作品に選ばれました。この作品は、3月21日〜24日にKAAT神奈川芸術劇場でのフェスティバル本戦にて、中屋敷法仁さんの演出で劇団「柿■う客」により上演されました。本戦では惜しくも受賞を逃しましたが、多くの注目を集めました。主張する「みせ」学生デザインコンペで 環境デザインの学生が最優秀賞受賞公益社団法人商業施設技術団体連合会主催の、「第16回主張する『みせ』学生デザインコンペ」で、環境デザイン2年・長島未侑さん、菅野夢さん、鈴木沙歩さん、福田奈菜さんが最優秀賞を受賞、そのほか優秀賞、奨励賞に多数選出されました。本コンペは、平成15年より毎年実施。商業施設づくりに対する技術と意識の向上を目的としたコンペで、年々参加校や応募件数が増えています。日本インテリアデザイナー協会主催の展覧会で環境デザイン1年生の作品が受賞日本インテリアデザイナー協会の60周年記念事業「次世代を担うデザイン展」にて、環境デザイン1年・安藤琢海さん、CHENG Chieh-iさん、WANG Jiawenさん、ZHAO Sijiaさんの作品『マンガキョウ』が「次「東京TDC賞2019」で卒業生2名がRGB賞受賞18年秋に公募のあった「東京TDC賞2019」で、2860作品の応募の中から13年大学院情報デザイン修了・伊東友子さんと12年情報デザイン卒業・時里充さんの作品『めくる映像_特集』が「RGB賞」を受賞しました。東京TDC賞は、東京タイプディレクターズクラブが審査する賞です。「コクヨデザインアワード2018」で卒業生が グランプリ受賞15年プロダクトデザイン卒業・山崎タクマさんの作品『音色鉛筆で描く世界』が、使う人の視点で優れた商品デザインを広く一般ユーザーから集めて商品化をめざすコンペティション「コクヨデザインアワード2018」でグランプリを受賞。受賞作品について山崎さんは「紙と鉛筆の微小な摩擦音を増幅することで文具を介して生まれる新たなコミュニケーションのかたちをあらわしたプロジェクトです」とコメントしました。「富山デザインコンペティション2018」で 卒業生が受賞「富山デザインコンペティション2018」において、13年プロダクトデザイン卒業・阿部憲嗣さんが「とやまデザイン賞」を受賞。2018年のテーマは「素材と加工とデザイン−この先にあるプロダクト」。阿部さんはインテリアに馴染み、自立する美しいダンベル『ARMA DILLO(アルマジロ)』をデザインしました。ターナー色彩主催「アクリルガッシュ ビエンナーレ2018」で卒業生が優秀賞を受賞世界をめざすアーティストの公募展「アクリルガッシュビエンナーレ2018」で、17年油画卒業・水上愛美さんが優秀賞を受賞しました。入選・入賞した作品は2月15日〜21日、ターナーギャラリーで展示されました。卒業生の絵本が韓国のコンクールで受賞95年絵画科油画卒業・田中清代さんの絵本『くろいの』が、「第4回ナミコンクール」で日本人初となるパープルアイランド賞を受賞。「ナミコンクール」は、ナミアイランド(韓国)の主催で、2年に1度開かれている世界的な絵本イラストレーションのコンクールです。「学生CGコンテスト」で学生、卒業生が受賞CG-ARTS主催の「第24回学生CGコンテスト(Campus 謹んでお悔やみ申し上げ、ご冥福をお祈り致します。世代デザイン賞」を受賞。この展覧会は、未来の日本を背負う若手デザイナーの育成を目的とした取り組みで、デザイナーを志す大学生の作品が18年11月、新宿パークタワーで展示されました。 (euglena)『wata ge』「第15回JCF学生映画祭」で演劇舞踊デザイン の学生が準グランプリ受賞「第15回JCF学生映画祭」の学生映画アワード部門にて、応募134作品の中から演劇舞踊デザイン3年・常間地裕さんの作品『なみぎわ』が準グランプリを受賞しました。『なみぎわ』は一般の映画祭等でもグランプリを受賞するなど、数々の映画祭で受賞を果たしています。NHKなどが主催する全日本学生落語選手権で 芸術学科の学生が審査員特別賞受賞2月17日、「第16回全日本学生落語選手権『策伝大賞』」の決勝大会が岐阜市の長良川国際会議場にて行われ、芸術2年・土屋早紀子さんが、審査員特別賞を受賞しました。本大会は学生落語の日本一を決める選手権で、大会の決勝戦の様子は3月14日にNHK総合で放送されました。「1_WALL」展で大学院生がファイナリストに選出グラフィック界の次世代を担う若手を発掘する公募展「第20回グラフィック『1_WALL』展」にて、大学院版画2年・加藤舞衣さんが一次審査、二次審査を通過。ファイナリストに選ばれ、2月19日〜3月15日銀座のガーディアン・ガーデンで行われたグループ展に参加しました。また、15年大学院油画修了・中野由紀子さんと10年テキスタイルデザイン卒業・大津芳美さんが審査員奨励賞に選ばれました。「JAC AWARD 2018」で卒業生が黒田明賞18年情報デザイン卒業・西村征暁さんの作品『ユウキは青、ヒカルはピンクが大好きだ』が、「JAC AWARD 2018」ディレクター部門で「リマーカブル・ディレクター・オブ・ザ・イヤー/黒田明賞」を受賞しました。JAC A -WARDは、映像クリエイターの人材育成を図り、制作サイドの見地から表彰を行う賞です。Genius Contest)」で、18年メディア芸術卒業・(euglena)さんの作品『wata ge』と、情報デザイン・浜田卓之副手の作品『Archi-Tekton』がアート部門で優秀賞に選ばれました。そのほか、エンターテインメント部門で審査員賞、評価員賞など学生、卒業生が多数受賞。『watage』は「第22回文化庁メディア芸術祭」のアート部門で新人賞も受賞しています。山下泉 名誉教授2019年2月20日 77歳1975年〜 講師(建築科)1983年〜 助教授(建築科)1992年〜 教授(建築科・環境デザイン学科)  2011年〜 名誉教授※記載の情報は2019年3月現在のものです。 受賞 訃報

元のページ  ../index.html#13

このブックを見る