絵画学科日本画専攻

教育環境

きめ細かな指導で学生一人ひとりの成長を支える

学年担任制を導入して、教育内容や進路の相談に応じるなどきめ細かな対応をしています。また、制作は個別指導が基本ですが、学生一人ひとりの作品全てを写真撮影してアーカイブ化するなど、教員全員が学生の個性と成長プロセスを把握して指導にあたる配慮をしています。

専門家を招いて理論と技法の双方を深く学ぶ

絵具、紙など日本画特有の素材について理論と実践の両面から体系的に学ぶために、専門家を招いて指導しています。特に、紙に関しては、専門家による授業を行なうだけではなく、他の学科・専攻も利用できる紙漉き工房をキャンパス内に建設し、3年次に和紙実習を行う他、絵を描くための紙を自らの手で作ることができます。

自由課題作品の専攻内コンクールで創作意欲を喚起する

1年次から4年次まで履修する「日本画実技」においては、自由課題作品のコンクール形式を採用し、前期・後期の年2回、教員全員による講評会を行います。そして、評価の高かった作品は学内の展覧会に出展します。1年次から作品を発表し講評を受ける機会を設けることによって、将来にわたる創作活動への意欲づくりを支えています。

充実した制作環境で自由な発想を育む

学生が創作活動に専念できるよう、アトリエの制作環境は大変充実しています。(全室、冷暖房・床暖房完備、広くて明るいアトリエです。) また、課題提出時期、卒業制作時期などは、原則的に、休日、夜間(9時まで)でもアトリエを利用して、作品の制作に十分な時間をかけることが可能です。